人気キャットフードである「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を10項目で比較してみました。
両社の良いところ悪いところ包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
カナガンキャットフード チキン・サーモンの公式サイトはこちらGRANDS(グランツ)キャットフードの公式サイトはこちら
「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を10項目で比較しました!
カナガン | GRANDS(グランツ) | |
1.主原料 | チキン | チキン・サーモン |
2.安全性 | グレインフリー・合成着色料不使用 | グレインフリー・合成着色料不使用 |
3.カロリー | 405kcal | 358kcal |
4.給餌量 | 60g | 91g |
5.料金 | 5,040円(袋/1.5kg) | 4,290円(袋/0.5kg × 3袋) |
6.粒の大きさ | 7〜10mm | 5mm |
7.タンパク質 | 34%以上 | 36%以上 |
8.脂質 | 16.7%以上 | 16%以上 |
9.管理のしやすさ | ジッパー式 | 袋 |
10.評価・口コミ | ☆4.5 | ☆3.6 |
上記の10項目で、「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を比較してみました。
なお今回は、成猫で体重5kgとして比較しています。
知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を主原料で比較!
カナガン | GRANDS(グランツ) | |
主原料 | チキン | チキン |
カナガンは主原料はヒューマングレードのチキンで、原材料が全体の60%以上を占めています。
これは猫の肉食性に適した高タンパク質の食事を提供するための設計です。
また、全てのライフステージで使えるフードとして、非常にバランスが取れています。
GRANDS(グランツ)の主原料はチキンとサーモンで、原材料の割合は約65%です。
これにより、猫に必要なアミノ酸や脂肪酸をバランスよく摂取できるようになっています。
主原料は「カナガン」、「GRANDS(グランツ)」どちらも主原料は同じですので好みで選ぶとよいでしょう。
2.「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を安全性で比較!
カナガン | GRANDS(グランツ) | |
グレインフリー | 〇 | 〇 |
合成着色料 | 不使用 | 不使用 |
カナガンはヒューマングレードの原材料を使用した、グレインフリーで香料・着色料も不使用で安全性の高いキャットフードです。
猫の消化器官に負担をかけず、アレルギーのリスクを軽減します。
GRANDS(グランツ)も、グレインフリーで、消化吸収を助けるために、サツマイモやエンドウ豆などの低GI(グリセミックインデックス)食材を使用しています。
どちらの商品もグレインフリーで、合成着色料も使っていないため、猫の健康を考えているのが分かります。
こちらも好みで選んでもよいですね。
3.「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」をカロリーで比較!
カナガン | GRANDS(グランツ) | |
カロリー (100gあたり) |
401kcal | 358kcal |
人気キャットフード34種類の平均カロリーは、100gあたり399kcalなので、カナガンのカロリーは、やや標準のカロリーに分類されます。
活発な猫や育ち盛りの子猫に適しています。
GRANDS(グランツ)のカロリーは、低めのカロリーに分類されます。
エネルギー密度がやや低めであり、食が細い猫やシニア猫に適しています。
どちらのフードもカロリーは高いわけではありませんが、適当に与えるのではなく、きちんと計量して与えるようにしましょう。
食べ盛りの猫であればカナガン、カロリーを少しでも抑えたい場合はGRANDS(グランツ)を選択するとよいでしょう。
4.「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を給餌量で比較
カナガン | GRANDS(グランツ) | |
子猫(2~3ヶ月)・体重2kg | 30 ~ 55g | 48 ~ 83g |
成猫(1~7歳)・体重5kg | 35g | 78g |
シニア猫(7歳~)・体重5kg | 55g | 71g |
体重や年齢、運動量によって異なりますが、
カナガンの給餌量は、成猫・体重5kgの場合、1日当たり35gです。
適正量を一日の食事回数(一般的には2~3回)に分けて与えるようにした方がよいです。
GRANDS(グランツ)の給餌量は、成猫・体重5kgの場合、1日当たり78gです。
カナガンよりも量が多くなりますので、消費が早くなります。
購入の手間を考えると、カナガンの方が便利です。
5.「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を料金で比較!
※税込み価格 | カナガン | GRANDS(グランツ) |
1セット(袋)あたりの料金 | 5,040円 | 4,800円(3袋 : 1.5kg) |
まとめ買いの料金 | 4,030円 | 4,800円 |
配送料 | 704円(ご注文合計金額が税抜10,000円以上の場合は、無料) | 660円(6袋(3.0kg)以上のご注文で無料) |
表をご覧いただくとわかりますように、「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」の料金比較では、「グランツ」の方が若干値段が高いです。
どちらもまとめ買いをしていただくと、送料が無料になります。
「カナガン」3袋以上、「GRANDS(グランツ)」1セット(6袋)以上購入で送料無料
6.「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を粒の大きさで比較!
カナガン | GRANDS(グランツ) | |
粒の大きさ | 7〜10mm | 5mm |
カナガンの粒の大きさは7〜10mmと食べやすいサイズになります。
猫の噛みやすさを考慮した設計になっています。
GRANDS(グランツ)は小粒であるため、子猫やシニア猫にも食べやすく、歯や顎への負担を軽減します。
小さくて食べやすいサイズのフードです。
両方のフードのサイズであれば、餌を吐き出してしまう事や噛むのに苦労することが考えにくいと思います。
食べ盛りの猫であればカナガン、子猫やシニア猫はGRANDS(グランツ)を選択するとよいでしょう。
7.「モグニャン」と「銀のスプーン」をたんぱく質の量で比較!
カナガン | GRANDS(グランツ) | |
たんぱく質含有量 | 34%以上 | 36%以上 |
カナガンのたんぱく質含有量は24%以上です。
この値は、猫に必要なたんぱく質量を十分にカバーしており、特に動物性たんぱく質が主成分として使われています。
高タンパク質を含み、猫の筋肉維持やエネルギー供給に貢献します。
GRANDS(グランツ)のたんぱく質含有量は36%以上です。
高たんぱく質量を持つ総合栄養食で、市販の中ではバランスの取れたフードです。
特に活発な猫や育ち盛りの子猫に適した栄養バランスを提供します。
たんぱく質においては、カナガンよりGRANDS(グランツ)が高タンパクであり、成長期の猫におすすめです。
8.「モグニャン」と「銀のスプーン」を脂質で比較!
カナガン | GRANDS(グランツ) | |
脂質 | 16.7%以上 | 16%以上 |
キャットフードにおける「脂質」は、猫にとって非常に重要な栄養素のひとつです。
カナガンの脂質は16.7%以上です。
高脂質設計で、特に活発な猫や育ち盛りの子猫に適しています。
GRANDS(グランツ)の脂質は16%以上です。
運動量が少ない猫やシニア猫にも適しています。
脂質においては、どちらのフードも高脂質であり、成長期の猫におすすめです。
ただし、室内飼い・運動量が少ない猫には太る原因になりますので、注意が必要です。
7.「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を管理のしやすさで比較!
カナガン | GRANDS(グランツ) | |
粒の大きさ | 7〜10mm | 5mm |
「カナガン」は使いやすいジッパータイプ!
開口部は、よくあるレールタイプではなく、マジックテープタイプのジッパーになっていて、さっと閉じられるので、使いやすく閉じ忘れがなくなりますね。
長く品質を保つことができます。
「GRANDS(グランツ)」はシッパー等がありませんので、開封後はジッパー袋もしくはタッパーなどに移して保存する必要があります。
管理のしやすさではジッパータイプの「カナガン」がよいですね。
4.「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を食いつきの良さで比較!
カナガンの口コミとして多かったのは、食いつきがいいというものです。お肉・お魚が主原料のフードで、香料なしなのに香りがしっかりしているため、お肉・お魚好きの猫に好まれているようです。
GRANDS(グランツ)も顔を突っ込んで食べるほど食いつきがいいという意見もありました。
どちらも食いつきがいいようですが、全く食べないという意見もありました。相性の問題かもしれません。
5.「カナガン」と「GRANDS(グランツ)」を安全性で比較!
カナガンはヒューマングレードの原材料を使用した、グレインフリーで香料・着色料も不使用で安全性の高いキャットフードです。
カナガンは主食として、また、全てのライフステージで使えるフードとして、非常にバランスが取れているので、おすすめです。
カナガンの香りは素材そのものの自然な香りであり、人工の香料は一切使用していません。高タンパクであるため、お肉やお魚の香りがオーナー様にとって強く感じられるかもしれませんが、これはネコちゃんが大好きな香りなのです。
穀物アレルギーのリスクの高い小麦やトウモロコシを使わず、そのかわりにえんどう豆や大豆といった豆類を使用しています。
豆類は消化吸収が良いので、猫ちゃんの身体への負担もありませんし、植物性タンパク質や食物繊維、ビタミン・ミネラルといった多くの栄養素を持っています。しかし、大豆は豆類の中でも、アレルゲンになりやすい原料で注意が必要です。大豆ではなくえんどう豆だけだったら、さらに安全性が高くなったと思います
GRANDS(グランツ)も主食として、また、全てのライフステージで使えるフードとして、非常にバランスが取れているので、おすすめです。
お肉、お魚両方の栄養をバランスよく配合。良質な動物性タンパク質でアミノ酸、ビタミン、ミネラルを豊富に含むチキンとサーモンを70%以上使用しました。
カリウムやビタミンB、ベータカロテンなどの猫ちゃんの健康にとって重要な栄養素を含む、サツマイモやブロッコリーを使用することでグレインフリーのレシピを実現しています。
「カナガン」をおすすめの方はこんな人!
- 偏食気味で栄養面が心配な愛猫に
- 消化の負担になる穀物が使われていないので、消化能力が低い子猫やシニア猫におすすめ
- 猫はごく微量しか合成できないタウリンをしっかり摂取したい方に
カナガンは動物性たんぱく質を豊富に含み、高カロリー設計となっているため、活発な猫や育ち盛りの子猫、妊娠中の猫に適しています。
また、オメガ3・6脂肪酸を豊富に含んでおり、毛並みや皮膚の健康維持を気になさる方にもおすすめです。
カナガンキャットフード チキン・サーモンの公式サイトはこちら
「GRANDS(グランツ)」をおすすめの方はこんな人!
- 食物アレルギー持ちの猫ちゃんの方
- 毛玉の形成を抑え、排出を促すため、口からの吐き戻しを減らしたい方
- 獣医相談サービスをご希望の方(定期便お申込み必須)
グレインフリー(穀物不使用)設計で、猫の消化器に優しく、特に穀物アレルギーや食物不耐症の猫にとって理想的な選択となります。
穀物の代わりにブロッコリーやサツマイモなどの野菜を使用し、ビタミンやカリウムなどの栄養素を補っています。
子猫からシニア猫まで、すべてのライフステージに対応しています。
特に「チキン&サーモン」味は全年齢対応で、粒も小さめ(約5mm)に設計されており、口の小さな子猫や噛む力が弱くなったシニア猫でも食べやすい形状です。
カナガンとGRANDS(グランツ)を5項目で比較のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は人気のキャットフード「カナガン」と「グランツ」の違いを5つご紹介してきました。
「カナガン」と「グランツ」は結構比較して検討する方も多いのですが、実は「カナガン」と「モグニャン」で比較する方の方が多いんです。
詳しくは
「モグニャンとカナガンをを5項目で比較!どっちがいいか両者の違いを徹底リサーチ!」
こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。