人気キャットフードである「モグニャン」と「銀のスプーン」を10項目で比較してみました。
両社の良いところ悪いところ包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
「モグニャン」と「銀のスプーン」を10項目で比較しました!
モグニャン | 銀のスプーン | |
1.主原料 | 白身魚 | 穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、パン粉) |
2.製造国 | イギリス | 日本 |
3.カロリー | 379kcal | 400kcal |
4.給餌量 | 65g | 75g |
5.料金 | 5,038円(袋/1.5kg) | 1,182円(袋/1.05kg) |
6.粒の大きさ | 8mm | 7~9mm |
7.タンパク質 | 27%以上 | 30%以上 |
8.脂質 | 11%以上 | 16%以上 |
9.管理のしやすさ | ジッパー式 | 小分け袋 |
10.評価・口コミ | ☆3.3 | ☆4.1 |
上記の5つの項目で、「モグニャン」と「銀のスプーン」を比較してみました。
なお今回は、成猫で体重5kgとして比較しています。
「銀のスプーン」は、国産生かつおin海の幸ブレンドを比較対象にしました。
知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.「モグニャン」と「銀のスプーン」を主原料で比較!
モグニャンはヒューマングレードの原材料を使用した、グレインフリーで香料・着色料も不使用で安全性の高いキャットフードです。
主食として、また、全てのライフステージで使えるフードとして、非常にバランスが取れているので、おすすめです。
酸化防止剤には自然成分のミックストコフェロールを使用しており、合成着色料や香料の使用もありません。
穀物アレルギーのリスクの高い小麦やトウモロコシを使わず、そのかわりにえんどう豆や大豆といった豆類を使用しています。
銀のスプーンはタンパク質30%以上と、AAFCOの求める基準値26%をクリアしています。
メインの材料として、穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキス)等が、使用されています。
トウモロコシ・小麦などの穀物は、肉食動物の猫ちゃんにとって消化不良を起こしやすく、アレルギーの可能性のある原材料ですので注意が必要です。
またチキンミール、ポークミール、ビーフミール、チキンエキスと、新鮮な生肉ではありません。ミールとは、食肉加工の際に出る、内臓や骨・とさかなどの廃棄部分や、クズ肉を混ぜ合わせて加工した粉末状の原材料です。
着色料も原材料に使用されていたり、穀物が多く使用されていることを踏まえると、おすすめできる商品とは言えません。
動物性タンパク質は身体を作る大事な栄養素になりますので、ミールやエキスといった原材料より、良いお肉等を使用されている商品がいいかもしれませんね。
2.「モグニャン」と「銀のスプーン」を製造国で比較!
「モグニャン」を販売している株式会社レティシアンの会社概要をみていきましょう。製造国がどこなのかを調べてみました。
会社名 | 株式会社レティシアン |
---|---|
代表取締役 | 四方祥樹 |
所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン20F |
設立 | 2007年1月24日 |
従業員数 | 70名 |
資本金 | 1,000,000円 |
事業内容 | ペットフードの輸入販売 |
「銀のスプーン」を販売しているユニ・チャーム株式会社の会社概要をみていきましょう。
会社名 | ユニ・チャーム株式会社 |
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代表取締役 | 高原 豪久 |
所在地 | 東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館 |
設立 | 1961年2月 |
従業員数 | グループ合計16,308名 |
資本金 | 15,993,000,000円 |
事業内容 | ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、ウェルネスケア関連製品、Kireiケア関連製品、ペットケア関連製品、食品包材等の販売 |
株式会社レティシアンは、株式会社オーダーチーズの子会社として運営されています。
公式サイトに問い合わせた方の情報によりますと、
- ペット関係の資格を持っている人もいる
- ペットフードに詳しい人がかなり多い
- 犬や猫のペットを飼っている人も多く、そのほとんどがレティシアン製品を好んであげている
自社の製品をペットに与えており、ペット関係の人が多いのは非常に心強いですね。
銀のスプーンはペットケア事業は1986年にスタートし、猫用システムトイレのデオトイレなど、様々な商品を取り揃えています。
銀のスプーンの他にも、「ねこ元気」や「All Well」を製造しており、すべての工程を日本で行っています。また、品質検査を繰り返し行うことで、製品の品質・サービスを保持するための企業努力を行っています。
3.「モグニャン」と「銀のスプーン」をカロリーで比較!
モグニャンのカロリーは、100gあたり379kcalです。
人気キャットフード34種類の平均カロリーは、100gあたり399kcalなので、やや低めのカロリーに分類されます。
主に高たんぱく・グレインフリー設計で、白身魚(特にサーモンやタラなど)を主原料にしているため、栄養価が高く、少量でもしっかりエネルギーが摂れるようになっています。
銀のスプーンのカロリーは、100gあたり400kcalです。
平均的なカロリーに分類されます。
どちらのフードもカロリーは高いわけではありませんが、体重当たりの給餌量が銀のスプーンでは多くなっているため摂取カロリーが高くなる場合があります。
適当に与えるのではなく、きちんと計量して与えるようにしましょう。
4.「モグニャン」と「銀のスプーン」を給餌量で比較
体重や年齢、運動量によって異なりますが、
モグニャンの給餌量は、成猫・体重5kgの場合、1日当たり65gです。
適正量を一日の食事回数(一般的には2~3回)に分けて与えるようにした方がよいです。
銀のスプーンの給餌量は、成猫・体重5kgの場合、1日当たり75gです。
モグニャンよりも少し量が多くなりますので、消費が早くなります。
購入の手間を考えると、モグニャンの方が便利です。
5.「モグニャン」と「銀のスプーン」を料金で比較!
※税込み価格 | モグニャン | 銀のスプーン |
1袋あたりの料金 | 4,708円~ | 1,118円~ |
まとめ買いの料金 | 3,702円 | – |
配送料 | 704円 | 410円~ |
表をご覧いただくとわかりますように、「モグニャン」と「銀のスプーン」の料金比較では、「モグニャン」より「銀のスプーン」の方がかなり安く購入できます。
「モグニャン」は、3袋以上購入で送料無料
「銀のスプーン」は、販売サイトによりますが、Amazonでのご注文金額が3,500円以上の場合は、無料になります。(プライム会員であれば購入金額にかかわらず送料無料)
国産でお求めやすい商品を希望する方は銀のスプーンが良いです。
6.「モグニャン」と「銀のスプーン」を粒の大きさで比較!
モグニャンは8mm、銀のスプーン」は7~9mmとほぼ同じサイズです。
どちらも子猫や老猫にも小さくて食べやすいサイズのフードです。
7.「モグニャン」と「銀のスプーン」をたんぱく質の量で比較!
モグニャンのたんぱく質含有量は27%です。
この値は、猫に必要なたんぱく質量を十分にカバーしており、特に動物性たんぱく質(白身魚など)が主成分として使われています。
銀のスプーンのたんぱく質含有量は30%です。
高たんぱく質量を持つ総合栄養食で、市販の中ではバランスの取れたフードです。
たんぱく質においては、モグニャンより銀のスプーンが高タンパクであり、成長期の猫におすすめです。
8.「モグニャン」と「銀のスプーン」を脂質で比較!
キャットフードにおける「脂質」は、猫にとって非常に重要な栄養素のひとつです。
モグニャンの脂質は11%です。
この値は、高タンパク質でありながら、低脂肪な白身魚を主原料として使用しているため、脂質含有量は平均的なキャットフードと比較して低めであると考えられます。
銀のスプーンの脂質は16%です。
成長期の子猫・妊娠中や授乳中の母猫にはたくさんのエネルギーが必要なので、高脂質なフードが良いです。
脂質においては、モグニャンより銀のスプーンが高脂質であり、成長期の猫におすすめです。
ただし、室内飼い・運動量が少ない猫には太る原因になりますので、注意が必要です。
9.「モグニャン」と「銀のスプーン」を管理のしやすさで比較!
「モグニャン」は使いやすいジッパータイプ!
開口部は、よくあるレールタイプではなく、マジックテープタイプのジッパーになっていて、さっと閉じられるので、使いやすく閉じ忘れがなくなりますね。
長く品質を保つことができます。
「銀のスプーン」は外側の袋にはジッパーのようなものがついていませんが、3つの小袋に分ける形で風味や鮮度を守っています。
10.「モグニャン」と「銀のスプーン」を評価・口コミで比較!
「モグニャン」と「銀のスプーン」の評価・口コミをAmazonで調べてみました。
モグニャンは3.3になっています。
食いつきが良いという意見もある一方、においがきついなど否定的な意見も見受けられました。
銀のスプーンは4.1と、食いつきが良いと高評価です。
フードも猫によって好みがあり、合う合わないがありますのでまず、少量の商品から購入することをお勧めします。
「モグニャン」をおすすめの方はこんな人!
- 偏食気味で栄養面が心配な愛猫に
- 消化の負担になる穀物が使われていないので、消化能力が低い子猫やシニア猫におすすめ
- アレルゲンになりにくい白身魚が原材料なので、食物アレルギーを持っている愛猫に
モグニャンはグレインンフリーで白身魚が65%も使われており、穀物アレルギーがある猫やお魚が大好きな猫におすすめです。
また、粒のサイズが8mmと小さく、噛む力が弱ってきている老猫や、大きな粒が苦手な猫も安心して食べることができます。
オメガ3脂肪酸が多く含まれているため、アレルギーや炎症反応を抑えたい猫にもおすすめです。
「銀のスプーン」をおすすめの方はこんな人!
- コスパの良い商品をお求めの方
- 吐き戻し軽減フード(世界初)をお求めの方
- 国産キャットフードをお求めの方
銀のスプーンは小分けタイプになっているので、フードの管理がしやすいです。
また、近くのホームセンターやドラッグストアなどで購入でき、お手頃な価格になっています。
おやつも同じメーカーから販売していますので、統一したい方にはおすすめです。
「モグニャン」と「銀のスプーン」の比較についてまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は人気のキャットフード「モグニャン」と「銀のスプーン」の違いを5つご紹介してきました。
「モグニャン」と「銀のスプーン」は結構比較して検討する方も多いのですが、実は「モグニャン」と「カナガン」で比較する方の方が多いんです。
詳しくは
「モグニャンとカナガンを5つの項目で比較してみました!」
こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。